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症例の鍼灸院:おおば鍼灸院

NEW体重をかけると痛む左足首の捻挫後遺症

   

NEW体重をかけると痛む左足首の捻挫後遺症

症状

鍼灸の症例「体重をかけると痛む左足首の捻挫後遺症」(阪急芦屋川駅/兵庫県芦屋市)

約2か月前にボルダリングで降りる際に足が引っかかり、左足首を捻挫した。
整形外科を受診し捻挫と診断されたが、症状は改善しなかった。来院時は左足首に痛みがあり、体重をかけると違和感があった。
内がえしの動きで足背部に違和感があり、足の外側が張る感じ、内側はもやっとした感じがあった。
長時間の立位や座位が困難で、歩行時の痛みにより趣味の登山ができない状態であった。初診時の触診では、後脛骨筋に圧痛が認められた。

  • 来院者

    女性

    60 代

  • 期間

    2025年5月 ~ 2025年8月

  • 頻度

    週1回程度

  • 通院回数

    5回

施術と経過

初回施術では、頚部・背中・下腿のツボに鍼をすると和感が減少した。2回目以降も同様の方針で施術を継続した。3回目の施術後には右足が気になるようになり、4回目の施術後には痛みがなくなり、低山への登山が可能となった。施術期間中、右足の違和感や膝の痛みが出現したが、その都度適切に対応した。計5回の施術により、症状は大幅に改善し、日常生活や趣味の活動に支障がない状態まで回復した。その後冷えた時や長時間歩いた後に違和感が出て約1か月に一度来院。

使用したツボ

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ツボ名称下に表示されるスコアメーターについて

まとめ

本症例は、ボルダリング中の捻挫後、整形外科での治療を受けたものの改善しなかった左足首の痛みに対し、鍼施術を行った。後脛骨筋の圧痛を主な所見とし、頚部・背中・下腿のツボへの施術を継続した結果、4回の施術で痛みが消失し、登山が可能な状態まで回復した。施術中に右足の違和感や膝の痛みが出現したが、適宜対応することで良好な経過をたどった。捻挫後の遷延する痛みに対し、局所だけでなく全身的なアプローチが有効であった症例である

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