NEW左膝の動作時の痛みとオスグッドの疑い
症状

主訴は左膝の痛みであり、数か月前からサッカーをしている際に発症した。痛みは脛骨粗面を中心にズキズキと感じられ、動作時、特に歩行時に顕著である。日常生活においては、サッカーのパフォーマンスが低下し、歩くだけでも痛みを感じるため、活動に支障をきたしている。整形外科での診断ではオスグッドの疑いが示され、痛みを感じ始めた際に受診したが、他の体調的な違和感は特に報告されていない。
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来院者
男性
10 代
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期間
2025年3月 ~ 2025年3月
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頻度
1回通院
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通院回数
1回
施術と経過
初診時の触診では、患部の圧痛が顕著であり、やや腫れも見られた。患部周辺をさするだけでも痛みが生じていた。施術としては、炎症反応に対応するために小指のツボに鍼を施し、膝の動きと関連した腰部・臀部のツボにも鍼を施した。初回施術後、さすった時の痛みがなくなり、歩行時の痛みも消失した。2回目以降の施術は行わず、症状の再燃や新たな症状の出現もなかった。
使用したツボ
まとめ
左膝の痛みは、サッカーを行う中で発症し、オスグッドの疑いがあると診断された。施術においては、炎症に対するアプローチが功を奏し、初回施術後には痛みが大幅に改善された。特に、患部の圧痛が軽減し、歩行時の痛みも消失したことから、鍼施術が有効であったと考えられる。今後は、再発防止のための運動療法やストレッチを取り入れることが望ましい。
担当スタッフ
洲崎 和広