寝返りするたび激しい痛みで起きてしまう
症状
2週間前から肩甲骨の間あたりが突っ張るようになり 常に痛くなってきた。 横になっているのがツラいが、何とか寝たとしても 寝返りをうつと、背中に激しい痛みで起きてしまう ここ1週間ほどまともに眠れていないのでホームページ を見て来院。
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来院者
男性
40 代
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期間
2018年1月 ~ 2018年1月
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頻度
週2~3回
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通院回数
2回
施術と経過
〈初診日〉 動きを診てみると、顔を下向および左向き時に 後頭部から首すじと、右肩から肘にかけて痛み が出現。 胸椎の動きに問題があると判断し、関連する 手のツボに鍼(はり)をすると下向き時の痛み が軽減、もう1箇所の手のツボに鍼をする事 で左向き時の痛みも軽減した。 下向きで右肩から肘にかけての痛みが重ダルさ に変わり、肩甲骨のツボに鍼をすると、 その重ダルさも大幅に改善した。 寝返りをして頂くと10→2に症状が軽減して いたので施術を終了した。 〈2診目〉 寝やすくなっているが、右向き時に右首部から 肘にかけて少し痛みが出現するようになって いた。 首の動きと胸椎の連動性に問題があると考え 関連する手のツボ2箇所と前回と同じツボに 鍼をして、症状が消失したので施術を終了した。
使用したツボ
まとめ
背中の痛みが、主に手の過緊張を緩和することで 改善できた。 患部に直接、鍼をしても症状が一時的に落ち着く が再び出現することが少なくない。 なぜなら、原因が患部に無いことが多いからと 言える。 原因を丁寧に探すことで、早く改善できた症例 である。