夜間痛みで目が覚める肩関節痛
症状
1年前から右肩から右腕に痛みを感じるようになっており、徐々に悪化していった。
1か月前から痛みが急に強くなりだし、腕が上がらなくなり、夜間強い痛みが出るようになり、痛みで目が覚めてしまう。
我慢ができなくなり、息子さんの紹介で来院。
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来院者
女性
40 代
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期間
2018年11月 ~ 2018年12月
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頻度
週2~3回
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通院回数
10回
施術と経過
実際に肩を動かすと、肩を外から上げる動作で痛みが強く、90度まで痛みが強く上がらない。
また後ろ手に帯を結ぶような動作にも痛みが強い事が分かった。
これらの事から、胸椎の歪みに着目し緊張の強いツボに鍼をすると肩を外から上げる動作は90度付近まであげれるようになり、先ほどのような激痛は軽減した。
さらに状態を安定させるために、足首のツボ、腰のツボに鍼をした。
同様の施術を繰り返し、3回目の施術時には夜間痛はなくなり痛みで目が覚める事はなくなった。
その後少しづつ、肩関節の可動域は広がっていき、10回目の施術でほぼ痛みはなくなり、日常生活でも問題がないので施術を終了とした。
使用したツボ
まとめ
夜間痛のある肩痛は、夜間の痛みが強く睡眠も十分に取れず心身が疲弊していく。
肩には鍼をせずに、動きを整えると夜間痛がなくなり睡眠もしっかり取れるようになると、自然と身体も良い方向へ行こうとして改善のスピードもアップする。