産後より発症した腱鞘炎
症状
2か月前に出産。そのころ沐浴中に左手首に痛みを覚えた。徐々に痛みが強くなり赤ちゃんを抱っこするのもフライパンを持つのも痛くなり生活に支障が出てきたので整形外科を受診した。そこで「デュケルバン氏病」と言われサポーターをもらった。炊事や沐浴、おむつを交換するときなど衛生面を考えるとサポーターを外さないといけないことが多く、また、就寝時サポーターをつけて寝ていて夜中に授乳とおむつ交換の時にサポーター外すと手首が固まって余計に痛い状態であった。どうにかならないものかと母に相談したところ母に紹介され来院。
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来院者
女性
20 代
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期間
2018年7月 ~ 2018年8月
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頻度
週2~3回
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通院回数
6回
施術と経過
手首は腫れと熱感があり親指を動かすのも手首を動かすのも痛みが出る状態であった。痛みが出ている原因を探るため身体全体を観ていくと骨盤と肩甲骨に動きの悪い箇所か確認できた。そこに鍼をしたところ手指の動きが改善された。同じような施術を6回ほど繰り返し痛みが気にならなくなった。
使用したツボ
まとめ
産後の腱鞘炎の症状を訴える方は多い。安静にすることもできないうえに使う量が多く、痛みのため子育てを苦痛と感じるようになってしまうこともある。そういった環境を踏まえ身体全体が動けるように施術をしていくことが重要となる。
担当スタッフ
梶谷和史