疲労すると肩甲骨の上の角が凝り固まる
症状
何年も前から、肉体労働で疲労してくると、左肩甲骨の上の角の辺りが凝り固まる症状に悩まされている。
同時に頚の側面が凝ってくる。右を向くとつっぱるような感じがする。揉んでも改善しない。
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来院者
男性
30 代
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期間
2014年8月
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頻度
1回通院
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通院回数
1回
施術と経過
こうした肩甲骨の周辺のコリは、肘の疲労が関わっていることが多い。そこで、肘にあるツボにポイントを置いた。前かがみで重たいものを持つ動きでは、肘の疲労だけでなく脊柱にも負担がかかるため、脊柱も考慮した。肘、脊柱に加え、手、足のツボを使用して全体の動きに調和が出るように配慮した。
その結果、コリが消えスッキリした。疲労が蓄積されると同様の症状が出やすいので、時々ケアのために来院されている。
使用したツボ
まとめ
この症例のように、決まったピンポイントにコリが常駐してしまう方は多い。しかし、いくら揉んでも、原因がそこにない限り根本的な解決は難しい。
原因は、特定の作業で疲労が蓄積されるところにある。人の体の使い方はそれぞれであるため、同じ作業でも同じ疲労になると限らない。
一人一人の生活や仕事の環境を想像し、体の癖に着目すると原因が見つかりやすい。