夜に空咳が止まらず眠れない
症状
母親の長引いた咳風邪が感染し、喘息を発症。
約2週間シングレア錠と吸入器を使い続けるもが、良くならない。夜中喘息がひどくなるので、睡眠時間が平均4時間まで短くなっている。
部活動も夏休み期間は1日中練習で、無理をし続けたところで限界を感じる。翌日演奏会の本番を控えた状態で以前通院していた当院へ来院。
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来院者
15 歳
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期間
2018年8月 ~ 2018年8月
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頻度
週2~3回
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通院回数
2回
施術と経過
長期間の咳により右肩、のど周辺の筋肉、お腹の緊張が顕著に強くなっていた。
ふくらはぎに鍼をして緩めると、右肩の緊張が緩和。
両腕のツボは喉へ、下腹部を使った自然な呼吸ができるように足に鍼をおこない仕上げた。
施術後「深呼吸ができるようになった感覚」を得てもらう。
2日後の2診目、「演奏会本番に気持ちよく演奏できた」「施術当日、翌晩7時間睡眠が取れた」
今朝咳き込みがあったので前回同様の施術に、喉周りの緊張を緩和させるため頭の鍼を加えた。
後日お母さまからのLINE予約時、近況を伺うとあれから咳は出ていないようである。
使用したツボ
まとめ
喘息は背中・喉周囲、お腹に特有の緊張が出やすい。咳を薬で抑え込んでも身体の特有な緊張は取れないことが多い。
鍼の施術はピンポイントで特有の緊張を緩めることができるので、喘息で苦しむ方にとっての一助になれるはずである。
担当スタッフ
紅露 啓太郎