NEW胸鎖乳突筋の慢性的な緊張
症状
50代男性が右の胸鎖乳突筋のつっぱり感を主訴に来院した。症状は気づいたときから存在しており、常に張った感じがあり気になっている状態であった。日常生活や仕事に大きな支障はないものの、常に違和感を感じていた。これまでに医療機関での診断や治療は受けておらず、症状に関連する他の体調的な違和感も特に認められなかった。
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来院者
男性
50 代
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期間
2025年9月 ~ 2025年9月
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頻度
1回通院
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通院回数
1回
施術と経過
初診時の触診では、右胸鎖乳突筋に著明な緊張が認められたが、頸部などの可動域には問題がなかった。胸鎖乳突筋と関連が深い手のツボに施術した。また、顎に力が入っている感覚があったため、その緊張を抜く目的で背中のツボにも鍼をした。初回施術後、症例者は気になっていた胸鎖乳突筋が軽くなったと報告した。10日後に別の症状で来院された際には、胸鎖乳突筋の調子は良好であったとの報告を受けた。
使用したツボ
まとめ
本症例は、右胸鎖乳突筋の慢性的なつっぱり感に対して、関連する手のツボと顎の緊張を緩和する背中のツボへの施術を行った。初回施術のみで症状の改善が得られ、10日後の来院時にも良好な状態が維持されていた。胸鎖乳突筋の緊張に対しては、局所だけでなく関連部位へのアプローチが有効であることが示唆された。顎の緊張という全身的な要因にも着目したことが、症状改善に寄与したと考えられる。









