「ズーン」とする腕のだるさと指の痛み
症状
仕事柄手を指を使う事が多く、何年も前から痛みは度々出ていた。
特に体重を乗せて指を伸ばした状態になった時に痛みが強くなる。
ここ2、3ヶ月仕事が忙しくなり今まで以上に指の痛みがひどくなってきた。
さらに腕にも「ズーン」というだるさが出てきて、何をしていてもだるい感じが取れない。
仕事も中々休めず我慢していたが仕事に支障がで始めたので、なんとかしなければならないと思い近くで良いところはないかと探していた時に知人に紹介され来院。
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来院者
女性
30 代
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期間
2016年11月 ~ 2016年11月
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頻度
1回通院
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通院回数
1回
施術と経過
指が痛む動作を確認すると、手をついて指を伸ばした状態で痛みが強くなる。またその時に腕のだるさも強くなる。
指を一本ずつ伸ばして左右の差を確認したところ、親指と人差し指の動きが左の半分ほどしか動かない。
これは肩甲骨に問題があると考え肩甲骨周辺を触診すると強い痛みとコリを確認できた。このコリが原因と考えコリに鍼をしたところ、痛みが消失し指が伸びるようになった。
次に腕のだるさは頚椎の歪みに問題があると考え、頸を触診すると特有のコリを確認できた。関連する手のツボに鍼をした所、腕のだるさが大幅に緩和された。
仕事で行う動作をしてもらっても痛み、だるさが消失したので施術を終了した。
現在でもメンテナンス目的で月に一度通院を継続している。
使用したツボ
まとめ
指を伸ばし体重をかける動きを繰り返し行なって出現した症状。腕全体で体重を支える動きは肩甲骨に大きな負担をかける為肩甲骨の動きを調整する事で痛みが取れる事がほとんどである。また下を向く姿勢を続けることで頚椎に歪みが現れ、腕のだるさが生じた。このように根本の原因を素早く確認できる事で早期の改善が可能である。