NEW慢性的な肩こりと腕の痛みに対する鍼灸施術
症状
保育助手として幼児の抱っこや、畑仕事で鍬(くわ)を振るうなど、日常的に腕や肩を酷使する環境にある。
約8年前に右肩を骨折しており、それ以降、右肩の動かしにくさや慢性的な肩こりを感じていた。
最近では肩だけでなく、腕の重だるさや痛みも強く、常に揉んでおきたいほどの不快感がある(NRS 5)。
お風呂に入ると症状が緩和する傾向がある。
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来院者
女性
70 代
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期間
2026年1月 ~ 2026年1月
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頻度
週1回程度
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通院回数
2回
施術と経過
肩周りの緊張緩和とともに、身体の土台となる腰部や足元からの調整を目的として施術を行った。
初回
肩甲骨周囲の筋肉、および関連する腰部、下腿部を中心に施術を行い、全体のバランスを整えた。
2回目(10日後)
「肩甲骨周りは楽になった」とのフィードバックを得る。一方で、依然として腕のだるさや指先にかけての痛みが残っていたため、前回同様の部位に加えて腕へのアプローチを重点的に実施した。 施術後は腕の重だるさが軽減し、経過は良好である。
使用したツボ
症状スコア
まとめ
本症例は、過去の骨折による関節の動かしにくさを、日々の仕事や家事で代償し続けた結果、肩甲骨周囲から腕にかけての広範囲な筋緊張が生じたものと考えられる。
肩甲骨だけでなく、腰部や下腿部といった全身的な視点でアプローチしたことで、早期に肩の軽さを実感いただけた。
腕の痛みについても、肩からの連鎖を考慮し範囲を広げて対応したことで改善の兆しが見られた。
慢性的な負担がかかりやすい環境にあるため、今後はメンテナンスを通じて、可動域の維持と痛みの再発防止に努めることが重要である。
担当スタッフ
山岡 凌

















