NEW右肩の張りと重だるさ、動作時の違和感
症状
40代女性が右肩の張りと重だるさを訴えて来院した。先日、朝の体操で肩を動かす際に違和感があることで症状に気づいたという。症状は右肩に限局しており、特に水平内転、外転、肩の挙上といった動作時に違和感を感じていた。日常生活に大きな支障はないものの、肩のこりを取りたいとの希望があった。これまでに医療機関での診断や治療は受けておらず、症状に関連する他の体調的な違和感も認められなかった。
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来院者
女性
40 代
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期間
2025年2月 ~ 2025年2月
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頻度
1回通院
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通院回数
1回
施術と経過
初診時の触診では、肩周りのハリ感と右臀部の緊張が確認された。まず臀部のツボに鍼をしたところ、肩が軽くなり動作時の問題が消失した。良い状態をキープする目的で、腰と手のツボにも鍼をして施術を終了とした。初回施術後、症状は消失した。1ヶ月後に別の症状で来院した際、肩の調子が良好であるとの報告を受けた。
使用したツボ
まとめ
本症例は、右肩の張りと重だるさに対して、臀部を中心とした施術が奏功した例である。肩周りの症状に対して、直接肩への施術ではなく、臀部の緊張を緩和することで症状が改善した点が特徴的である。初回施術で症状が消失し、1ヶ月後も良好な状態が維持されていたことから、臀部の緊張が肩の症状に影響を与えていたと考えられる。腰と手のツボへの追加施術により、症状の再発予防にも配慮した治療となった。








