NEW腕立て伏せで痛む左中指と手首の痛み
症状
30代男性が左中指と手首の痛みを主訴に来院した。1ヶ月前から症状が出現し、筋力トレーニングや腕立て伏せを頻繁に行うようになってから痛みが増強していた。痛みは安静時にはなく、手首や中指にストレス荷重がかかる動作時に限定して出現していた。特に腕立て伏せや床から起き上がる際など、手のひらで体重を支える動作で強い痛みを感じており、トレーニングに支障をきたしていた。医療機関での受診歴はなく、中指や手首以外に関連する症状は認められなかった。
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来院者
男性
30 代
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期間
2025年11月 ~ 2025年11月
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頻度
1回通院
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通院回数
1回
施術と経過
初診時の触診では、左中指に伸展ストレスを加えると痛みが再現された。この所見から、手指の伸筋群に関連する部位への施術が必要と判断した。肩甲骨周辺のツボに鍼施術を行ったところ、施術直後から中指と手首の痛みが消失した。荷重をかける動作でも痛みが出現しないことを確認し、初回の施術で症状が改善したため治療を終了とした。その後、症状の再発についての報告はなかった。
使用したツボ
まとめ
1ヶ月前から続いていた左中指と手首の荷重時痛に対し、肩甲骨周辺のツボへの鍼施術により初回で症状が消失した症例である。手指の痛みに対して遠隔部位である肩甲骨周辺への施術が奏功したことから、上肢の筋膜連鎖や運動連鎖を考慮したアプローチの有効性が示唆された。筋力トレーニングによる過負荷が原因と考えられる症状に対し、局所ではなく関連部位への施術が効果的であった。
担当スタッフ
洲崎 和広














