NEW歩行困難を伴う急性の足部痛
症状

遊園地で転倒した際に足を捻り、荷重時に強い痛みを感じ、ほぼ歩行できない状態となった。触診では足部全体の硬直が見られ、触診時にも疼痛を訴えた。捻挫の疑いがあるものの、腫脹などの炎症所見は比較的軽度であった。医療機関での受診歴はなく、足部以外の症状は認められなかった。
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来院者
女性
10 代
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期間
2025年4月 ~ 2025年4月
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頻度
週2~3回
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通院回数
3回
施術と経過
初回施術では、すねの周辺のツボを中心に鍼をした。施術直後から痛みの軽減が認められ、その後も徐々に症状は改善していった。炎症所見が軽度であったことも、早期の痛み軽減に寄与したと考えられる。
使用したツボ
まとめ
転倒による急性の足部痛に対して、すね周辺のツボへの施術が著効を示した症例である。炎症所見が軽度であったことから、筋緊張の緩和を主目的とした施術アプローチが奏功したと考えられる。早期介入により、症状の遷延化を防ぐことができた。今後同様の症例に対しても、炎症の程度を見極めた上で、適切な施術強度を選択することが重要である。