NEWみぞおちの違和感と胸焼けで服薬が必要だった逆流性食道炎
症状

10年前の退職後から右のみぞおちや肋骨付近の違和感、胸焼けの症状が出現している。食後に症状が悪化することが多く、服薬が欠かせない状態であった。医療機関を受診し、逆流性食道炎の疑いと診断されている。
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来院者
男性
60 代
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期間
2024年3月 ~ 2024年5月
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頻度
週2~3回
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通院回数
11回~15回
施術と経過
初診時の触診でみぞおちの緊張が確認された。右足や右手のツボに鍼をした結果、体が楽になったとの反応が得られた。同じ方針で継続的に施術を行ったところ、一週間で症状の出現頻度が減少し始め、一ヶ月後には症状の出現が月に数回程度まで改善した。服薬の必要もなくなり、継続的な施術で大幅な改善が得られた。施術期間中、症状の再燃や新たな症状の出現は認められなかった。
使用したツボ
まとめ
退職後に発症した逆流性食道炎の疑いに対して、右足と右手のツボへの施術を行った症例である。食後に悪化する症状に対して、定期的な施術により段階的な改善が得られた。特に服薬が不要になるまでの改善が得られたことは、症例者のQOL向上に大きく寄与したと考えられる。症状の再燃もなく、継続的な施術で良好な経過を得ることができた。
担当スタッフ
渡辺 賢司