NEW風邪後に続く咳と胸の不快感
症状

3週間前に風邪をひいた後、咳が続き、呼吸が辛い状態が続いていた。特に夜横になると症状が悪化し、眠れない日が続いていた。また、声を出すことも辛く、胸全体に不快感があった。日常生活においても常に辛さを感じており、症状が改善しないため来院した。もともと喘息の既往があり、今回の症状がそれに関連している可能性も考えられた。首肩のこりもある。
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来院者
女性
50 代
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期間
2025年3月 ~ 2025年3月
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頻度
1回通院
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通院回数
1回
施術と経過
初診時の触診では、首、背中、鎖骨下に強い緊張が見られた。これらの部位の緊張が胸部の不快感や呼吸の辛さに影響していると考え、手、腕、背中、脚のツボに鍼を行った。施術後、症状の即時的な変化は見られなかったが、翌日、咳がほとんどなくなり、身体が楽になったとの連絡を受けた。
使用したツボ
まとめ
風邪の後遺症として続いていた咳や胸の不快感に対し、首や背中、鎖骨下の緊張を緩和する施術を行った結果、翌日には咳がほとんどなくなり、呼吸が楽になったとの報告があった。特に夜間の症状が改善したことで、睡眠の質が向上し、日常生活への影響も軽減された。今回の症例では、胸部の不快感に対して、関連する部位の緊張を緩和するアプローチが有効であったと考えられる。喘息の既往がある場合でも、症状に応じた適切な施術が症状の改善に寄与する可能性が示唆された。