上肢の不調
症状
1か月前から机上での細かい作業が続き、軽作業であったものの数時間に及ぶためか次第に左上肢に痛み・怠さを感じるようになった。
親指・腕・三角筋の前部と連なるように症状を呈し常に感じる。
2日前にマッサージ店へ行き、そこで当院の紹介を受けた。
-
来院者
女性
40 代
-
期間
2024年9月 ~ 2024年9月
-
頻度
1回通院
-
通院回数
1回
施術と経過
来院時には頸部の痛みまで訴えていたことから併せて考えた。
頸部の伸展時に痛みを強く訴え、回旋制限もみられた。また、肩を動かすと肩甲骨の痛みもみられた。
そこで、前胸部の緊張から鎖骨、背部のツボに鍼をした。確認すると頸部の動きを取り戻した。次に親指との関連性から足のツボに鍼をした。
肩関節の挙上時に肩甲骨の痛みが残ったことから関連する脛のツボに鍼をすると消失した。
仕上げに肩甲骨にあるツボに鍼をして作用を高めた。
『腕が軽くなり、首・背中の痛みがとれた』とのことで施術を終えた。
使用したツボ
まとめ
胸郭出口症候群と同様の施術を行いました。
手前作業が続いたことで前胸部の緊張を起こし、症状を呈したものと思われます。
担当スタッフ
洲崎 和広