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症例を投稿した鍼灸院:すのさき鍼灸整骨院

腕の痺れが3週間前から続く

腕の痺れが3週間前から続く

症状

3週間前に孫を抱いたときから左肘の痛みを感じ、連なって左上肢全体の怠さが出てきた。
怠さと痛みは常時ではない。頻度は5分良くてもその後の3分症状が出たり、出方も10の強さだったり7だったり間欠的である。
肘関節には圧痛があり、痺れる範囲時は腕全体であるが前腕・親指、示指、中指に特に感じる。

  • 来院者

    女性

    50 代

  • 期間

    2024年5月 ~ 2024年5月

  • 頻度

    1回通院

  • 通院回数

    3回

施術と経過

肘関節をみると圧痛が顕著であるが運動制限・機能障害はみられなかった。続いて頸の動きを確認すると左回旋側屈制限があり、頸部伸展時には左上肢全体にズキンとした痛みと痺れが誘発された。
頸の動きと関連する背部のツボに鍼をすると頸部の動きが良くなり、肘関節の圧痛は消失して親指の痺れのみ残った。そこで関連する背部・膝のツボに鍼をすると母指球あたりだけの痺れとなった。最後にこの部と関連する背部のツボに鍼をすると症状が消失した。

同様の施術を1週間おきに2回続け、計3回で卒業となった。

使用したツボ

ツボのアイコンからツボの詳細が見られます

まとめ

頸部の緊張が腕の症状を招いていた症例であります。背部の過緊張を取り除くことで頸部の動きが良くなりました。
発生機序からも背部の緊張が本件の原因と推測できました。

担当スタッフ

洲崎 和広

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