片側の目が外を向かず二重に見える
症状
仕事で眩しく光るものを見続けていたら、視野の左半分が二重に見えるようになった(複視)。眼科を受診して、飲み薬を処方された。発症から1週間後に来院。目視でも左目の眼球に動きが悪いのがわかる。右目のように外を向かず、左目は正面よりやや左に移動する程度で限界。
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来院者
男性
70 代
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期間
2023年11月 ~ 2024年1月
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頻度
週2~3回
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通院回数
11回~15回
施術と経過
初回の施術から左の眼球が外向きにわずかではあるが動き始めた。回数を重ねるたびに、他覚的に眼球の動く幅が広がり、二重に見える範囲が縮小していった。10回の施術が終わった頃には8割り程度まで改善し、15回目の施術のときには他覚的に左右差を認めることはできず、自覚的にも完全に元通りになっていた。
使用したツボ
まとめ
発症から間もなく施術を開始できた。眼球の動きが完全に戻るまでは2ヶ月程度を要したが、鍼施術のたびに変化が見られ順調に回復していった。
担当スタッフ
栗原誠