練習で痛めた股関節
症状
6日前に陸上競技大会に向けたステップの練習(サイドステップで右足で左足をまたぐ動き)をしていると右内太ももが肉離れのように痛めた。その後は移動日などが重なり病院等へは行けなく、来院日となったときに大会を迎えることになった。この間、練習中は痛み止めの薬を服用し就寝時には湿布をするようにしていると全力疾走しなければ痛みが出ない程度まで回復することが出来た。しかし、大会に出場し全力でプレーするこれまでとは違うさらに強く症状が出てきた。来院時は跛行状態であり、明日からも競技が続くため連絡をいただいた。
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来院者
女性
10 代
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期間
2021年6月 ~ 2021年6月
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頻度
1回通院
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通院回数
1回
施術と経過
恥骨結合から内太もも上3分1には圧痛が強かった。そこで仙腸関節に関わる部を詳しく調べると肘関節の緊張が際立っていた。そこで肘にあるツボに鍼をすると跛行状態が消失した。さらに症状を安定させるため、膝・脛にあるツボに鍼をした。歩行動作でみると右足の立脚中期に同一部位に張り感を訴えた。そこで背中にあるツボに鍼をすると歩行時の痛みも消失した。
競技終了後、無事に終えたことをメールにて報告を受けた。
使用したツボ
まとめ
ツボ曲池を使うことでほとんどの症状が改善された症例であります。発生状況から仙腸関節部の緊張を考え関わる部を詳しく調べた結果、際立っていた事からこの部を選択したことがポイントであります。
担当スタッフ
洲崎 和広