字を書こうとすると手が震えて書きづらい
症状
気が付いたのは今年に入ってからであるが字を書こうとすると手が震えて字が書きづらい。デスクワーク主体の職業のため、生活や仕事にも次第に支障をきたしてきた。最近ではパソコンマウスも握りづらい時があり思うように力が入らない。はじめは骨や脳神経の疑いをもち当院へ来られるまでの間に他の医療機関を数軒回ったが全て異常なしと告げられた。そこで自律神経の乱れと考えると鍼が有効と言う記事をみて当院へこられた。
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来院者
40 代
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期間
2020年8月 ~ 2020年9月
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頻度
週2~3回
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通院回数
2回
施術と経過
1回目、頸部の緊張・大胸筋の緊張・腕の緊張緩和を目的に仙骨・肩甲骨・腕のツボに鍼をした。その場で震えは治まり腕や指に力が入っていた。大きな変化がみられためそこで終えた。
2回目、『施術終わってから2、3日後が調子が良かった。少し腕に余計な力が入る』とのこと。手関節に緊張がみられため鎖骨のツボを加えるとさらに状態が向上した。
経過良好のため様子をみていたくと一週間後に『仕事も生活も支障なく過ごせている』旨の連絡をもらい施術を終了とした。
使用したツボ
まとめ
猫背姿勢であったのもあり頸部・大胸筋・腕に注目し施術を行いました。良い姿勢をろうとしても元に戻りやすいクセがあるためであり、鍼ではそのような部分を解す目的で施術をしていきます。腕の始まりを考えてもこれらの部分にアプローチ出来たのは良かったと思います。
担当スタッフ
洲崎 和広