素足で歩くと足の裏が刺すように痛む
症状
来院1ヶ月前から、右足の中指と薬指にピリピリと電気が走るような違和感を感じていた。
数日間放置しておいたが、右足をつくたびに激痛が走るようになり整形外科を受診。レントゲン撮影では異常なし。
「モートン病」と診断を受け、痛み止めを処方されるが効果が得られない。
次に鍼灸接骨院を受診し、電気・鍼・灸・テーピングによる治療を4回行った。
スニーカーを履いて歩いた時の痛みは緩和したが、素足で歩くと右薬指の裏に何かが刺さっているような痛みを感じる。
幼いころに足の痛みが鍼で改善した経験から、今回も鍼で良くなるのではと思いインターネットで鍼灸院を検索。
当院を見つけ、来院された。
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来院者
女性
30 代
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期間
2017年12月 ~ 2018年1月
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通院回数
2回
施術と経過
右の股関節に硬さが見られたので、右腰のツボに鍼をした。
すると右薬指にあった痛みが、そっくり右中指に移動した。
次に右中指にアプローチするため反対側(左)の足の甲に鍼をすると、右中指の症状が半減。
最後に右手の甲に鍼をすると、さらに痛みが軽減した。
1週間後に来院した時には、右足の指の痛みがほぼ無くなっていた。
同様の施術を行うと、歩行時の違和感が消失。
施術を終了した。
使用したツボ
まとめ
股関節の硬さがモートン病のような足の指の痛みを引き起こしていた症例である。
股関節が硬くなると歩行時の衝撃をうまく吸収できず、足の指に痛みを引き起こすことがある。