スマッシュ動作の痛み
症状
先週からテニスをやっていると右胸の前方・鎖骨の下が張ってきて、スマッシュ動作時に痛くなる。軽い筋肉痛と思い、湿布やストレッチをしても改善が見られなかった。特に体操で行う手を上げたり、下げたりするときに右の肩甲骨の内縁の痛みが気になり連絡をいただいた。
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来院者
男性
30 代
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期間
2019年6月 ~ 2019年6月
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頻度
週1回程度
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通院回数
2回
施術と経過
肩関節をみると胸前、大胸筋や三角筋前部に強い緊張を触れた。そこで脚のツボとふくらはぎのツボに鍼をすると和らいだ。同時に体操動作もほぼ痛みが取れたた。
2回目、『(上記の)体操動作のみ気になる。テニス等でも気になることはなかった』とのこと。
痛む箇所が肩甲骨内縁のポイントとなっていた。そのため、肘にあるツボに鍼をすると動作時痛は消失したため施術を終了とした。
使用したツボ
まとめ
『テニスを休まず、過ごすことが出来ました』と言われたのが印象深い症例であります。安静が第一と考えがちですが動かないと痛む、動けると痛くないと言う活法理論から紐解けば、動きやすさを作ってあげることが最優先と思われます。痛む範囲の大きさが2回目には小さくになっており、ピンポイントでツボを刺激できた事で残る違和感が解消出来たと思います。
担当スタッフ
洲崎 和広