6日に1度しか出ない便秘
症状
もともと便秘以外の症状でお悩みだった方。
何気ない会話の中から10代の時から便秘で悩まされていることが分かった。
その時、6日に1回くらいのペースでの排便がある。
しかし、おなかの苦しさ自体は排便がない時もあり、いざという時のために浣腸を持ち歩いている。
便秘と鍼は非常に親和性が高いことをお伝えし、施術を行った。
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来院者
女性
30 代
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期間
2019年1月 ~ 2019年2月
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頻度
週1回程度
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通院回数
2回
施術と経過
初回
おなかの状態を確認するとおへその左側に硬さと圧痛がみられた。
その硬さと圧痛に対して対応をするために左すねにあるツボに鍼をして、10分置鍼を行った。
その後、その硬さと圧痛は取れて、その回は施術を終了した。
2回目
前回からの違いを聞かせて頂くとその日、施術後に排便があったとのこと。
感覚も6日に1回から2日に1回すっきり出るようになった。
今回も前回ほどではないがおへその左側に硬さと圧痛がみられるため前回同様のツボに鍼を行った。
その硬さと圧痛は取れた。
その後、再発の防止でひと月に1回のペースで通われているがすっきりと排便はみられている。
使用したツボ
まとめ
上記にも書いたが便秘と鍼との親和性は非常に高い。
一般的には肩こりや腰痛のイメージが強いがルーツをたどると実は鍼と言えば内科疾患、そう思っていただいても過言ではない。
また、当院で行っている整動鍼は便秘に対する施術に関しても膨大な科学的なデータが積み重ねられているので安心。
便秘薬や浣腸でなかなか違いがみられずに便秘でお悩みの方の参考になれば幸いである。