ヒール靴で歩くと、決まって左足底のつま先が痛くなる
症状
2年前に整形外科で「モートン病」と診断。「治らないので、うまく付き合っていくしかない」と言われる。
仕事柄、高さ7〜8cmのヒール靴を履く事が多く、すぐに左足底のつま先が痛くなってしまう。靴に中敷を入れると痛みが軽減されるので、いつもカバンに常備している。
職場の同僚に紹介され、当院へ来院された。
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来院者
女性
60 代
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期間
2018年11月 ~ 2018年12月
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頻度
月3回程度
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通院回数
3回
施術と経過
痛みが出現するのは、左足底2〜3趾の付け根だと言う。触診すると「そこが痛いです」と、押して痛むポイントを確認できた。圧痛のポイントと関連のある、ふくらはぎを触診すると顕著な筋肉の硬さが見つかる。ココが足底の痛みの原因だと判断して、鍼を打って緩めた。すると、先程までは押して痛むポイントの痛みがボヤけたように変化した。
2回目、「前回の施術後から靴の中敷を入れなくても良かった」と感想を得る。痛みは、施術前と比べ9割ほど減少。
3回目、1ヶ月ほど経過しても痛みはぶり返すことなく良好である。
使用したツボ
まとめ
2年間悩まされていた足底の痛みが、わずか1ヶ月の短期間で改善された。モートン病と診断されて、諦めかけていた足底の痛みが、ふくらはぎのツボ1穴で解決されることは珍しくない。