手術の可能性もあると言われた左手中指、薬指の指先のシビレ
症状
もともとはバネ指で通われていた方
ある日左手中指、薬指に痺れを伴うようになってきた。
それに関して手指専門の整形外科を受診。
「手根管症候群です。様子をみていきますが改善がみられなければ手術の可能性もあります。」と言われた。
その後当院にご来院。
徒手検査としてファレンテストという症状を誘発させる検査を実施。
だいたい40秒ほどで陽性がみられた。
教科書的には親指~中指に痺れが出る事が多いがこの方の場合は痺れが出たのは中指と薬指だった。
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来院者
女性
50 代
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期間
2018年11月 ~ 2018年11月
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頻度
週2~3回
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通院回数
1回
施術と経過
初回
左手中指と薬指の痺れを緩和させる目的で背中に鍼を行なった。
その状態で10分置く。
その間、しびれがひどくなる事はなく10分が経過。
再びファレンテストという痺れの症状を誘発させるテストを行ったが痺れは出なかった。
2回目
その間1週間。
痺れが出たとしても指の先端にちょろっと出る時がある程度。
基本的には気にならない。
この日もファレンテストを行ってみたが痺れが出る事がなかった。
様子見を兼ねて卒業とさせて頂いたが再び痺れが強く出る事は今のところない。
使用したツボ
まとめ
もちろん手術が必要な場合もあるだろうが症状にとらわれ過ぎずその現象に対して素直にツボの反応を取っていけばこのように違いがみられる。
痺れでお悩みの方は多いがこの方のようにお力になれれば幸いである。