カクカクとした股関節の痛み
症状
2年ほど前から「カクカクとした股関節の痛み」があり、整形外科や接骨院、整体院など様々なところに行ったが改善しなかった。
仕事で重いものを持つことが多く、「疲れが溜まってくると右の股関節にツーンとした痛みが出て、立っていられない。」
1ヶ月前から痛みが強くなったのでネットで調べ、口コミやHPの股関節症例を見て詳しい経過内容が書かれていた当院へ来院。
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来院者
男性
31 歳
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期間
2017年11月 ~ 2018年1月
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頻度
週1回程度
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通院回数
10回
施術と経過
足指先の握り癖によって腸腰筋が硬くなっていることが、長年の股関節痛の原因であると考えた。足の甲に鍼をおこなうと、膝を曲げたときの股関節の詰まりがなくなる。
寝違えグセがある首と股関節の連動を整える、お尻と足首のツボを使って仕上げた。
2診目、仕事終わりの股関節の痛みが軽減し、肩こりのほうが気になるように。
お腹の緊張を確認しながら手足のツボを使う。鼻が通るようになり、寝ているときの首肩の突っ張りが大幅に軽減。
5診目、「カクカクする感じや、運動・仕事後の股関節の張りと痛みがほぼなくなった。」
10診目、無理をしたとき当日に違和感を感じることもあるが、翌朝に痛みを引きずることがなくなったので、ご卒業いただく。
使用したツボ
まとめ
足首〜指先の力の入り癖が股関節の動きを妨げる原因となり、「カクカクとした股関節痛」が2年間治らなかったと考える。足首と股関節の動きが悪くなるとその間にある膝の動きも制限され、膝のクッションが使えない。身体全体が連動していることを体感頂けた症例である。
担当スタッフ
紅露 啓太郎