NEW投球時の肩のツーンとした痛み
症状
野球のピッチング動作中、特に早期コッキング期に右肩の痛みを訴えて来院した。数日前から症状が出現し、投球動作時に肩関節を屈曲外旋外転させると筋肉が突っ張るようなツーンとした痛みを感じる状態であった。日常生活での痛みは無いものの、野球のパフォーマンスに支障をきたしていた。
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来院者
男性
10 代
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期間
2025年10月 ~ 2025年10月
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頻度
1回通院
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通院回数
1回
施術と経過
初診時の診察では、肩関節の可動域に顕著な制限は認められなかったが、肘関節の屈曲制限と股関節の外旋制限が確認された。これらの所見から、肩の症状に対して直接的なアプローチではなく、肘の緊張に関連した背部のツボと、股関節の捻じれの改善を目的とした腰部のツボに施術を行った。その結果、投球動作時の痛みは消失し、その後の症状の再発報告はない。
使用したツボ
まとめ
本症例では、肩の痛みに対して局所的なアプローチを避け、肘関節と股関節の機能障害に着目した施術を実施した。特に投球動作は全身の連動動作であることから、症状が出現している部位だけでなく、運動連鎖の観点から関連する関節の状態を評価することが重要である。初回の施術で症状が改善したことから、肩関節周囲の筋緊張は二次的なものであり、肘関節と股関節の機能改善が有効であったと考えられる。
担当スタッフ
洲崎 和広







