NEW「子供の抱っこで肩の凝りと腕の痛みが増す状態」
症状

3週間前から子供を抱っこしている際に左肩の凝りと上腕から肘にかけての痛み、重だるさを感じるようになった。症状は徐々に悪化し、肩の凝りが強くなるとともに痛みの頻度も増加している。日常生活では仕事中に痛みや凝りを感じることで集中力が途切れることがあり、子供を抱っこする際に抵抗を感じるようになっている。これまで医療機関での診断や治療は受けていない。
-
来院者
男性
30 代
-
期間
2025年3月 ~ 2025年5月
-
頻度
週1回程度
-
通院回数
4回
施術と経過
初診時の触診と動作確認では、手首と首の動きに制限が見られた。施術では腕の痛みや重だるさに対して手のツボを使用し、首の凝りに対しては動きと硬さを確認しながら施術を行った。初回施術後、手首の動きが改善し、腕の痛みや重だるさが軽減した。また、首の動きが良くなり、痛みや凝りを感じることがなくなった。継続的な施術では、初回と同様に動きや経過を見ながら施術を進めた。施術を重ねるごとに肩の凝りや腕の痛み、重だるさが改善し、日常生活も元通りになった。症状の改善には4回の施術を要し、期間中に症状の再燃や新たな症状の出現はなかった。
使用したツボ
まとめ
左肩の凝りと上腕から肘にかけての痛み、重だるさに対して、手のツボと首の動きに着目した施術を行った結果、症状は改善し、日常生活への影響も解消された。動きの制限を確認しながら施術を進めたことが効果的であった。本症例では、肩や腕の痛みが抱っこによる負担から生じた可能性が考えられるため、今後も症状の再発防止のために適切な姿勢や負担軽減の指導が重要である。