NEWバドミントン中の股関節ズキズキ痛の改善
症状

3日前のバドミントンの試合中、上下動を繰り返している際に左股関節に急な痛みを感じた。痛みは鼠径部を中心にズキズキとした性質で、特に股関節の屈曲・外旋時に強く現れる。日常生活ではバドミントンのパフォーマンスが低下し、股関節や鼠径部に負担がかかると痛みが生じる。整形外科での診察では、腸腰筋の炎症の疑いがあると診断されたが、剥離は見られなかった。他の体調的な違和感は特にない。
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来院者
女性
10 代
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期間
2025年5月 ~ 2025年5月
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頻度
1回通院
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通院回数
1回
施術と経過
初診時の触診と動作確認で、股関節の屈曲・外旋時に痛みが確認された。施術では、関連する臀部のツボに鍼を行い、痛みが7割ほど軽減した。その後、内側に残る痛みに対して、仙腸関節部と膝裏のツボに鍼を行った。初回施術後、動作時の痛みが消失し、症例者は喜んでいた。整形外科での診断は腸腰筋の炎症であったが、施術では仙腸関節炎の可能性を考慮し、施術を行った。
使用したツボ
まとめ
股関節の痛みは、バドミントンの試合中の動作がきっかけで発生した。整形外科では腸腰筋の炎症の疑いと診断されたが、施術では仙腸関節炎の可能性を考慮し、臀部や仙腸関節部、膝裏のツボに鍼を行った。結果として、動作時の痛みが消失し、症例者のパフォーマンスも改善した。今回の施術では、仙腸関節炎を考慮したアプローチが効果的であったと考えられる。今後も症状の再発を防ぐため、適切な運動とケアを続けることが重要である。
担当スタッフ
洲崎 和広