NEW右肩後面の強張りと動作時痛の改善
症状
右肩の後面に強張りを感じ、動かすと痛みが生じる。症状は4か月前から始まり、特に動作時に痛みが強くなる。日常生活においては、仰向けで寝る際に手を枕と後頭部の間に入れることが難しくなり、睡眠の質に影響を及ぼしている。これまで医療機関での診断や治療は受けておらず、手首にやや重さを感じる違和感も訴えている。
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来院者
男性
50 代
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期間
2025年3月 ~ 2025年3月
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頻度
1回通院
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通院回数
1回
施術と経過
初診時には、右肩の外旋時に肩関節の後面に痛みがあることが確認された。施術では、動きに関連した背中のツボと肩甲骨の緊張に対する臀部のツボに鍼を施した。初回施術後には大幅な改善が見られ、肩の軸と関連した背部のツボに鍼を施すことで動作時の痛みが消失した。症例者は、好む姿勢で眠れるようになり、満足感を示していた。
使用したツボ
まとめ
施術により、右肩の痛みが大幅に改善され、日常生活の質が向上した。特に、肩の動作時痛が消失したことは、施術の効果を示す重要なポイントである。今後は、再発防止のためのストレッチや姿勢改善を提案し、定期的なフォローアップを行うことが望ましい。症例からは、肩の痛みが背中や臀部の緊張と関連していることが示唆され、鍼施術の有効性が確認された。
担当スタッフ
洲崎 和広