膝を伸ばした後に痛みの為、曲げれない
症状
1週間ぐらい前から、膝を伸ばした後、曲げるときに膝の皿辺りが痛い。痛みの為、思うように曲げれない時が続いていた。
パキンと音が鳴るとスムーズに動かせるようになる。
1週間前から段々ひどくなり、歩くときも違和感を感じるようになってきた。自分で膝の皿や太ももの筋肉をマッサージしても痛みや違和感に変化はなかった。
なんとか違和感と痛みを改善してほしいとお問い合わせがあった。
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来院者
男性
60 代
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期間
2017年12月
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頻度
1回通院
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通院回数
1回
施術と経過
初回の施術の時に痛みを再現してもらうと、立っている時も痛みの為、膝をきちんと伸ばせない。ベッドに仰向けになり、足を伸ばすのも膝が痛く伸ばせなかった。
痛みの部分は膝の皿の外側に感じる。
膝のお皿と太ももの裏(ハムストリング)の緊張は関係があり、太ももの裏の緊張を触診により確かめると反応があった為、鍼をした。
鍼を抜いた後、ベッドに仰向けに寝ても痛みがなくなった。歩行時に少しひっかかり感が残るので臀部との関係性を考え臀部に鍼をした。
痛み、違和感ともに消失した為、施術を終了した。
使用したツボ
まとめ
今回の膝の痛みは太ももの裏の緊張と、臀部の疲労が関係していた。
痛めている患部に直接、施術しなくても関連しているツボの緊張を取ると膝の痛みも大幅に改善された。
また、今回は痛みが出てから比較的早い段階で施術できたのも早い回復に繫がった。
担当スタッフ
若林 耕