ツボネット ホーム

症例を投稿した鍼灸院:はりきゅうルーム カポス

NEW生理前から始まるズキズキとした頭痛

NEW生理前から始まるズキズキとした頭痛

症状

数年前から生理前から生理時にかけて頭痛が発現している。痛みの性質はズキズキとした痛みであり、痛み止めを服用しないと歩行困難なほどの強度である。症状により休職を余儀なくされており、日常生活に著しい支障をきたしている。随伴症状として、目の痛み、腰痛があり、また肩部および腹部に顕著な緊張が認められる。

  • 来院者

    女性

    30 代

  • 期間

    2023年6月 ~ 2023年8月

  • 頻度

    週1回程度

  • 通院回数

    5回

施術と経過

初診時、足のツボへの施術を主として行い、併せて緊張の著しい腹部や肩部の緊張緩和を図った。初回施術後より症状の軽減が認められ、家族からは下肢のむくみの改善を指摘された。2回目以降の施術では、基本的な施術方針を維持しながら、各回で緊張の強い部位を重点的に施術した。4回目の施術時には生理であったにもかかわらず頭痛の発現は見られなかった。5回目では約1ヶ月の施術間隔が空いたことで一時的な症状の再発を認めたものの、3ヶ月後の経過確認では良好な状態を維持できていた。

使用したツボ

ツボのアイコンからツボの詳細が見られます

まとめ

月経に伴う頭痛に対して、足のツボを主とした施術と、全身の緊張緩和を組み合わせたアプローチが奏功した症例である。特に下肢への施術は、むくみの改善も含めた全身状態の改善に寄与したと考えられる。施術5回目で一時的な症状再発を認めたものの、その後の経過は良好であり、症状の持続的な改善が確認された。定期的な施術の継続により、症状の安定化が図られ、日常生活の質の向上につながった。今後は予防的な施術と自己管理の指導を組み合わせることで、さらなる症状の安定化が期待できる。

症例を投稿した鍼灸院:はりきゅうルーム カポス

症例を投稿した鍼灸院