テニスをして痛めた肘
症状
最近、テニスをはじめたところ肘を痛めてしまった。はじめは運動時のみ痛かったものが今では肘を動かすだけでも痛くなり、日常生活に大きく支障をきたす。
-
来院者
女性
50 代
-
期間
2021年2月 ~ 2021年2月
-
頻度
週2~3回
-
通院回数
2回
施術と経過
肘の動きを確認すると外側上顆・肘頭付近の2つの箇所を示していた。そこで関連する背中のツボに鍼をすると運動時痛は無くなった。大きく改善されたため、施術を終えた。
2回目、『あと1・2割程で関節の中に何か挟まっているような感覚』とのこと。
そこで前回と同様の施術方針に加え対側の股関節外旋可動域を整えた。すると、肘の違和感が取れたことから全ての施術を終えることにした。
使用したツボ
まとめ
いわゆる、テニス肘の症例であります。初心者は肘打ちになりやすいため、この部を痛めてしまいます。肘の動きは背中のコンディショニングの影響を受けております。ただ、本件のようにあと少しと言う例も臨床では遭遇します。そのような時こそ、どのようにすると肘が動かしやすくなるかを考えると対側の股関節外旋の動きでありました。すると肘への負担が減り痛みも解消できたと思います。
担当スタッフ
洲崎 和広