腕全体に広がる痺れ、親指が特に痺れる
症状
今年のゴールデンウイークが特に忙しく残業が続いたためか、明けから元々の肩こりに加え腕全体が重たく手全体に痺れを感じるようになった。『そのうち治る』と思い、約二カ月過ぎても症状変わらずデスクワーク主体の仕事中が一番酷い。マウスを握っている動作が特に増悪傾向にあり、最近では親指がずっと痺れている。このため作業が遅れ業務に支障をきたすため連絡をいただいた。
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来院者
30 代
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期間
2020年6月 ~ 2020年6月
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頻度
週2~3回
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通院回数
2回
施術と経過
肩こりもあったため、首の動きをみると左側屈時に右伸展痛がみられた。また、症状も参考にして背骨をみると胸椎2番に強い緊張を触れた。その部に鍼し、数分置鍼すると痺れ・頸部の動作時痛が消失した。続いて手首付近に痛みを感じていたため、腱鞘炎テストを行うと陽性であった。そこで背骨の緊張部に鍼をすると痛みが消失した。最後に腕全体に広がる腕の疲れに対して肩甲骨外縁にあるツボ使うことで対応した。
2回目、『施術後から症状が起きていない』とのこと。そこで同様の接術を行い終えた。
使用したツボ
まとめ
痺れ・肩こりの大本は胸椎2番目の緊張でありました。この部の緊張が解かれると痺れや頸部の動作時痛が消失された症例であります。発症から施術するまで2か月間もありました鍼によるピンポイントな施術を実現できたことで短期間で終えることが出来ました。
担当スタッフ
洲崎 和広