右中指、左人差し指のバネ指
症状
製造業をやられている方
物を持ったり、細かい作業を行う事が多い。
その際に指を曲げると右中指と左人差し指が引っかかる。
症状的には右の方が気になる。
発祥は2017年に左手人差し指が引っかかるようになり、2018年に右中指が気になるようになった。
それぞれ整形外科でステロイド注射をやったものの変化はなく、インドメタシンを塗ってサランラップを巻いて経過を見ていた。
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来院者
男性
40 代
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期間
2019年3月 ~ 2019年4月
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頻度
週1回程度
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通院回数
6回
施術と経過
左中指がカクンとなりやすいが負荷がない状態で曲げる分には痛みがない。
初回〜3回まで左右それぞれ脊柱のツボと肩甲骨のツボに鍼を打ち、指を動かして頂くと非常にスムーズになった。
その3回で左手人さし指は気にならなくなった。
4〜6回
右手の中指の進捗速度が緩やかなため脊柱の硬さそのものを取るために手のツボに鍼をして、脊柱と肩甲骨のツボに鍼を行なった。
最終的に物を握ったりしても気にならなくなった。
使用したツボ
まとめ
手指の症状は手指も大切だが広くみる必要がある。
なぜなら手指は脊柱から動きが始まる。
そのためその連動がある脊柱や肩甲骨の関与は見逃してならない。
その点まで注意深く考えていくと年単位で悩まれていた症状も改善が期待できる。