ストレスを感じるとお腹が痛いほど張って、下剤を使わないと排便できなくなる
症状
半年前から職場が変わり、慣れない業務と人間関係でストレスを強く感でいる。幼い頃から便秘がちで、ストレスを感じるとお腹が張り、痛みを伴うほど辛くなる。最近では、自然なお通じがなくなり、下剤を使用しているが残便感も強く感じている。
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来院者
30 代
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期間
2018年12月 ~ 2019年1月
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頻度
1回通院
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通院回数
5回
施術と経過
お腹の硬さを確認すると、胃の周りと左下腹部に張りがあり、本人がいつも張って辛いと感じる場所と一致していた。そこで胃と腸に関連する手と足にあるツボにはりを行う。お腹の張った感じが半分以下になったとのことで1診目を終えた。
2診目、下剤を使わなくても排便があったが、お腹の張り感と残便感が残存。3診目で下剤を使わずに週に4回の自然排便があり、残便感も10→3に減少した。4診目でお腹の張り感が10→3~4になり「仕事していても楽になった」とのこと。5診目になると2日以上あけることなくお通じがあり、まだ忙しくなるとお腹の張り感はでるが生活するのに支障がなくなったとのことで施術を終えた。
データ
使用したツボ
まとめ
ストレスを強く感じることで、胃に負担がかかり自然に背中が丸まりやすくなる。丸まることで、腹圧が高まってしまい、お腹が硬くなり張り感があらわれてしまう。また腸の働きも悪くなるために便秘もあらわれてしまった症例。胃と腸の硬くなっていた部位と連動するツボを使うことでお腹が緩み症状が改善していった。