NEW風邪の後から続く止まらないくしゃみと首肩こり
症状
60代の女性が、1ヶ月前に風邪のような症状を発症した後から、喉に関連したくしゃみが何回も止まらなくなるという症状を訴えて来院した。発症以降、症状に変化はなく、市販の風邪薬や喉の薬を試したが改善は見られなかった。仕事中にくしゃみが止まらなくなると電話対応ができなくなり、職場の人や関係者に心配されるなど、業務に支障をきたしていた。医療機関での診断や治療は特に受けていなかった。また、元々首肩こりの症状があった。初診時の触診では、首の硬さと椎間の冷えが確認され、首の動きと凝りを評価した結果、呼吸器との関連性が示唆された。
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来院者
女性
60 代
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期間
2025年11月 ~ 2026年2月
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頻度
週1回程度
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通院回数
9回
施術と経過
初回施術では、首の動きや冷えに対して手と足のツボを選択し、変化を観察した。その後、座位で首の動きとコリに対してアプローチを行った。施術後、首の動きが良くなり、呼吸がしやすくなる感じと深くなる感じがあるとの反応が得られた。2回目以降も同様に、首の動きや冷えを評価しながら施術を継続した。施術を重ねるごとに、首のこりと動きが楽になるにつれて、くしゃみの回数や持続時間が減少していった。施術期間中、気温の変化がある際に症状が悪化することがあったが、継続的な施術により、9回の施術で大幅な改善が得られた。
使用したツボ
まとめ
風邪様症状後に持続するくしゃみに対して、首の硬さと椎間の冷えに着目した施術を行った。手と足のツボへの施術により首の動きと呼吸機能が改善し、それに伴いくしゃみの症状も軽減した。首肩こりと呼吸器症状の関連性を考慮したアプローチが有効であった。気温変化による症状の変動が見られたものの、継続的な施術により9回で大幅な改善を達成した。首の状態を整えることで呼吸器症状が改善される可能性が示唆され、類似症状を持つ症例に対する治療の参考となる知見が得られた。





