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妊娠後から始まった妊婦さんの便秘症例

妊娠後から始まった妊婦さんの便秘症例

症状

普段、便秘に悩まされることは無かったが、妊娠後、便秘気味になった。

出ない時は3~4日出ず、お腹の鈍痛とお腹が苦しくなってくる。

妊娠中という事もあり薬を使いたくないとのことで、ご相談をいただいた。

  • 来院者

    女性

    30 代

  • 期間

    2018年5月 ~ 2018年5月

  • 頻度

    週1回程度

  • 通院回数

    3回

施術と経過

初診時
腰部の緊張と、腹部の緊張を確認し、緊張が強い場所と関係がある足のツボに鍼をした。

さらに、足のツボに鍼をした後、腹部の緊張が緩んでいることを確認し初回の施術を終えた。


2回目
初回後、翌日にお通じがあった。
前回と同様に鍼をして、様子を見るようお伝えした。


3回目
前回は施術当日にお通じがあり、その後お通じは一日から二日おきに出ている。

「今くらいの排便回数なら生活に支障がない」ということで、また症状が出たらご連絡いただくようお伝えし3回目で施術を終了した。

使用したツボ

ツボのアイコンからツボの詳細が見られます

まとめ

妊娠後はホルモンバランスや食事の変化で便秘になる場合がある。

胎児からの圧迫や、便秘でトイレでいきむようになることで痔になってしまう妊婦さんも多い。

妊娠中、何よりも痔が辛いという声をお聞きすることもある。早期に便秘を解消できれば痔になる確率も大きく下がる為、便秘と軽く考えず、しっかり治療することが必要だ。

また、鍼治療は胎児に良くないという噂もあるが、実験の結果、そのような例は一件もなく、むしろ母体にとっても胎児にとっても有益な治療というデータがある。
鍼灸は薬など他の治療法と比べリスクが少なく、妊婦さんにとっても安全な方法の為、多くの妊婦さんにお勧めしたい。

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