NEWパソコン作業で悪化した指の腱鞘炎
症状

寒冷環境での長時間のパソコン作業後、左手の第3、第4中手骨の間に痛みが出現した。スマートフォンの使用やタイピング時に痛みが増強し、10段階中4程度の痛みを感じる状態であった。仕事でパソコン作業が必須であり、業務に支障をきたしていた。腱鞘炎の疑いと判断された。
【施術と経過】
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来院者
男性
30 代
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期間
2025年8月 ~ 2025年8月
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頻度
1回通院
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通院回数
1回
施術と経過
初診時、手を握る動作で左手の第3、第4中手骨の間に痛みが確認された。脊柱際のツボに施術を行ったところ、痛みの緩和が認められた。また、パソコンのキーボードの適切な打ち方について指導を実施した。
使用したツボ
まとめ
寒冷環境での長時間のパソコン作業が誘因となった腱鞘炎の疑いに対し、脊柱際のツボへの施術が有効であった。症状の改善とともに、作業姿勢や打鍵方法の指導を行うことで、症状の再発予防にも配慮した。寒冷環境下での長時間作業による筋緊張の緩和と、適切な作業方法の習得が重要であることが示唆された。
担当スタッフ
大場智美