NEW手のこわばり
症状

2か月前から手のこわばりが出現し、特に親指から母指球にかけての症状が顕著である。仕事の作業内容が変わったことをきっかけに発症した。動かしていると楽になるが、同じ姿勢を続けると痛みが増す。手首や肘も痛い時があり、手を開く動作で痛みが強く、仕事中の作業がつらくなるため日常生活にも支障をきたしている。朝起きた時のこわばりが強く、むくみもある気がしているということだった。整形外科を受診し、レントゲンでは異常がなく、ホルモンバランスの乱れの可能性を伝えられた。湿布で少し楽にはなっている。
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来院者
40 代
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期間
2023年12月 ~ 2024年1月
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頻度
月3回程度
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通院回数
4回
施術と経過
初診時には肩や手のツボに鍼を行った。初回の施術後、症例者は「少しいい気がするくらい」と述べた。2回目の施術の後、痛みが軽減し、朝もこわばっているがすぐに動かせるようになってきた。4回施術し、朝のこわばりが少しあるが、日中気にならなくなってきたということで終了した。
使用したツボ
まとめ
手のこわばりと痛みに対して、肩、手のツボへの鍼が一定の効果を示した。症状の発症原因である作業を続けながらの施術であったため、よい変化になるには時間がかかったと考えられる。