NEW再発した昔の捻挫の痛み
症状

10年以上前に左足首を捻挫した経験がある方が、最近ダンスを再開したところ、左足首の外側に痛みと違和感を感じるようになった。つま先立ちやつま先を伸ばす動作、特に内側に入れる動きで違和感が強く、可動域の制限も見られる。日常生活には大きな支障はないが、ダンス中に痛みが出るため、再開したダンスを続けることに不安を感じている。過去に捻挫した際は整形外科で診てもらったが、今回の痛みについては医療機関を受診していない。
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来院者
40 代
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期間
2025年2月 ~ 2025年2月
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頻度
1回通院
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通院回数
1回
施術と経過
初診時の動作診では、つま先立ちやつま先を伸ばす動作で違和感と可動域の制限が確認された。施術では、左腓骨頭周囲のツボ、膝蓋靭帯、鎖骨周り、背中に鍼を行った。初回施術後、動作時の痛みがほとんどなくなり、2週間後の再来院時にはダンスした後の痛みもほ出ていないと報告された。つま先を伸ばして内に捻る動きですねに張りが出ていたが臀部のツボに鍼を打つと張りが無くなり、左右の動きでの差が無くなった。
2回の施術で症状は大幅に改善し、施術を終了した。
使用したツボ
まとめ
古い捻挫の影響で再発した足首の痛みは、腓骨頭周囲や膝蓋靭帯、関連する部位への鍼施術により、短期間で改善が見られた。特に、動作時の痛みが軽減したことが、ダンスを再開する上での不安を解消する助けとなった。古傷が再発するケースでは、関連する筋肉や関節のバランスを整えることが重要であると考えられる。今後も定期的なメンテナンスを行うことで、再発の予防につながると考えられる。
担当スタッフ
宮島 広介