アレルギー性鼻炎 鼻水くしゃみ
症状
お盆が明け暑さのピークが過ぎると、きまって鼻水・くしゃみと言った症状に悩まされる。2・3年前に耳鼻咽喉科に受診すると『アレルギー性鼻炎である』と診断を受け、この時期になるとアレルギー薬に頼ることが通例であった。今年は薬の効きが今までと違いスッキリと解消しない。再度、受診しようか迷っていた所にご家族が当院の患者さんであることからご相談を受けた次第であった。
-
来院者
女性
10 代
-
期間
2024年8月 ~ 2024年9月
-
頻度
週1回程度
-
通院回数
5回
施術と経過
側頸部に強い緊張があり、下半身の冷えが顕著に現れていた。
そこでこれらに焦点を当て施術を行った。
関連する手足のツボに鍼をするとその場で鼻の通りが良くなり、下肢も温まった。
施術期間中、これまで通り薬を服用してもらい1週間に1回の頻度で進めた。3回目の時には薬を半錠にし、4回目・5回目には薬がなくても症状は出なかったことから経過を見ていただくことにした。
使用したツボ
まとめ
頸部に熱感が強く足が冷えていたことから、のぼせの状態であった。
頸部・腹部の緊張を和らげ、温熱バランスを整えたことが本症例のポイントであります。
担当スタッフ
洲崎 和広