鵞足炎と診断を受けた脚の痛み
症状
バドミントン部に所属しており、過度な練習による脚の痛みは以前からあったが2日前から両膝の内側の痛みを感じるようになった。そのため整形外科にかかると『鵞足炎』との診断を受けた。ただ、日々の練習やこれから大きな大会を迎えるにあたりケアの必要性を知り当院に連絡をいただいた。
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来院者
女性
10 代
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期間
2024年5月 ~ 2024年5月
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頻度
1回通院
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通院回数
1回
施術と経過
鵞足部は圧痛が顕著であった。また股関節や足関節に運動制限がみられたことから周辺組織の過緊張を取り除くことを考えた。
まずは重心バランスを整えることを目的に仙腸関節部にあるツボに鍼をした。すると圧痛は消失し、動きも足関節の背屈制限のみが残った。そこで関連する臀部のツボに鍼をすると動きが良くなった。
2週間後、家族から経過良好の報告を受けた。
使用したツボ
まとめ
鵞足部を中心に大腿部内側・膝関節内側・足関節内側と緊張が強くみられたことから内側ラインに注目しました。
本件おいては内側にみられた重心バランスを整えたことがポイントであります。
担当スタッフ
洲崎 和広