テニス肘と診断を受けた
症状
7月に右肘の外側付近が痛くなり整形外科を受診したところテニス肘と診断を受けた。痛み止めの薬と湿布薬を処方されて今まで使用したが手を捻ったり重い物を持つと痛みが残る。3回同じ病院を受診し、経過観察が続き3回目にサポーターを購入し着用していたが着けているとき緩和された状態で根本的な治療になっていないと感じていた。その後の治療方針についても痛み止めの注射を勧められるが 再発の可能性と頻度を多く出来ないため躊躇していた。
違う手段を検索していると当院がヒットした。
-
来院者
女性
40 代
-
期間
2023年10月 ~ 2023年11月
-
頻度
1回通院
-
通院回数
3回
施術と経過
1週間に1度、計3回の施術を行った。経過は以下の通りである。
1回目、右肘外側にみられた圧痛・運動(屈曲)時痛の改善に取り組んだ。
関連する背部・頭部のツボに鍼をしたところどちらも消失した。仕事柄下半身の緊張が強かったことから併せて対応した。
2回目、『初回程痛くはないが重たい物を持った時や握った状態で何かをすると痛くなる』とのこと。
初回のツボに加え、肋骨の緊張を取ることで対応した。
3回目、『残る痛みが1・2程度、かなり調子が良い』とのこと。
これまでと同様に施術を行った。後日、経過良好の報告を受けこれからはメンテナンス目的での施術を続けていていくことにした。
使用したツボ
まとめ
肘の問題は背部のコンディショニングに影響されることからこの部を中心に展開しました。立ち仕事で機械を操縦する仕事であり、当患者様は小柄と言う事もあり身体全体を使い動きをカバーしていました。その観点から背部特に肋骨の動きに注目出来たことは本症例のおける最大のポイントであります。
担当スタッフ
洲崎 和広