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症例を投稿した鍼灸院:はりきゅうroom タスケ

感じたことがない首痛の後、肩や腕に脱力感が続いている。

感じたことがない首痛の後、肩や腕に脱力感が続いている。

症状

3ヶ月前、朝起きると今まで感じたことがない痛みを首に感じて、その後から右上半身に強い疲労感、脱力感が続いている。薬指と小指に痺れも出る。
整形外科でMRI検査をして「頚椎症」と言われ、別の病院では「胸郭出口症候群」と言われて理学療法、痛み止め薬、湿布で経過をみているが、就寝時も肩がしんどくて、朝起きても肩に疲労感を覚える。パソコン作業で症状が悪化する。
以前から首肩まわりの凝りがあった。2年前、引越し作業がきっかけで右肩に痛みを感じるようなり、1年前に再び引越し作業時に悪化して痛む範囲が首や脇まで広がった。

  • 来院者

    男性

    30 代

  • 期間

    2021年4月 ~ 2021年4月

  • 頻度

    週2~3回

  • 通院回数

    6回

施術と経過

初回、右ふくらはぎが少し歩いたり、階段の昇り降りでパンパンになると言うことをヒントに臀部のツボに鍼を行ったところ、肩とふくらはぎが緩んだことを確認した。ふくらはぎにも顕著な硬さがあったため、直接鍼を行った。
翌日、右肩が上りやすく軽いのがわかる。症状が半減したと2回目に報告を受けた。(10→5)
仕事でパソコン作業をしていると右肩が重たくなると言うことで、手のツボを追加する。
3回目、仕事中はだいぶ楽になる。今までとは違い、痛くて仕事ができないということはない。(5→3)
更に手にある別のツボを追加する。
4回目、全体的に症状が楽に感じる。(3→2)
5回目、症状が気にならない程度になってきた。(2→1.5)
6回目の施術後、かなり改善していることが確認できたため施術を終えた。

使用したツボ

ツボのアイコンからツボの詳細が見られます

まとめ

右半身の強い筋緊張が首肩に集中していることで、症状を引き起こしていたと考えられる。右半身全体の調整を行なって、首肩へ集中していた硬さを緩めることで症状は改善に向かった。

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