症状

2カ月前から背中の違和感を覚え、当初は症状に波があった。湿布等自分で出来ることで対応出来ていたことが次第に出来なくなり自分で背中を触れても左の方だけ腫れているように感じるようになった。安静時に病むようなことが多く、活動時はあまり症状がなかった。肩や肘の問題はなく、普段肩こりも感じない。思い当たることとしては部署異動に伴いデスクワークが増えたことであり、幼いころから今までアイスホッケーをやっていることであった。

施術と経過

肩甲骨内縁のコリが著しく際立っていた。また、仙腸関節部に捻じれをみつけた。
まずは臀部のツボを使い対応した。すると上方の肩甲骨内上角に緊張が残った。そこで足のツボを使うとコリが消失した。最後に患者さん自身に触れてもらい確認して終了となった。

使用したツボ

ツボのアイコンからツボの詳細が見られます

• 上秩辺 L
• 秩辺 L
• 光明 L

まとめ

アイスホッケーでの特性上、左上半身優位な動きとなった分コリを形成されやすくなったと考えています。そこにデスクワークが増えたことで臀部の緊張が高まり症状が誘発されたと思われます。本件は、患者さんの抱えるバックグラウンドまで見渡すことで症状が速やかに改善されたケースであります。

担当スタッフ

洲崎　和広

症例を投稿した鍼灸院：すのさき鍼灸整骨院