物を掴むと肘から腕にかけて痛む
症状
1週間前、品出し作業をしているときに肘から腕への違和感を覚えそのまま作業をしていると痛みとなり悪化傾向にある。湿布やサポーターをして様子をみてきたが生活でも食材を持つだけズキッと響くため連絡をいただいた。
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来院者
女性
50 代
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期間
2021年2月 ~ 2021年3月
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頻度
週2~3回
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通院回数
3回
施術と経過
臨床現場では、300gほど小箱をもってもらい実際の痛みを確認した。肘の痛みが強く出ていたため動きを整える目的に肩甲骨のツボを使った。また、手指の緊張を考えその部に鍼を加えた。すると痛みは半減され腕への痛みが残った。最後に肩甲骨外縁のツボを使い、腕全体の緊張を取り除いた。
2回目、『肘にあった鋭い痛みはなくなった』とのこと。腕の緊張が強かったため手指のツボ・背中のツボを使い対応した。
3回目、『ほとんど支障ないし、サポーターも外して仕事が出来ている』とのこと。同様の施術方針のもと手首の緊張を取り仕上げた。
使用したツボ
まとめ
再現できる痛みは再現してもらい施術に繋げることを意識して取り組んでいます。本症例においては近隣部である背中・手首・手指の緊張を取り除くことで大きく改善されました。
担当スタッフ
洲崎 和広