息ができないくらい苦しい鼻づまり
症状
現在中学1年生。
7年前から慢性的な鼻づまり。
必ずどちらかの鼻の穴は詰まっている。
春や秋になると両方の鼻がつまり、息ができないほど苦しくなったり、頻回のくしゃみで悩まれていた。
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来院者
男性
10 代
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期間
2021年2月 ~ 2021年2月
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頻度
週1回程度
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通院回数
2回
施術と経過
頚部の硬さや肩周りの冷え症状がみられた。
のぼせのような熱症状と肩周りの冷え症状による寒暖差からくる鼻詰まりとくしゃみであると考えた。
手のツボや足のツボ、熱を引き下げる目的で肩にあるツボに鍼をした。
初回の時点で大きな違いが見られ、2回目以降は気にならなくなった。
使用したツボ
まとめ
7年悩まれていた花粉症が解消した症例。
鍼灸は他の医学と大きく異なる点は熱や寒さを体をみる指標にするという点。
特に花粉症に関してはこの寒熱という考え方が非常にキーポイントになってくる。
熱がこもっていれば花粉に反応しやすくなるし、熱の偏在があればその寒暖差で鼻づまりやくしゃみ鼻水が出ることも少なくない。
その点に関して鍼灸は大きく貢献することができると言っても過言ではない。