鼻づまりがひどくて夜はまともに息ができない
症状
30年くらい前から花粉症に悩まされていた。2月~5月に症状が出る。アレルギー検査では、スギとヒノキの陽性が出ている。症状は、目のかゆみ、涙、鼻づまり、鼻水、くしゃみ、粘膜のかゆみ、顔のかゆみ、肌荒れ。時に鼻づまりがつらい。雨の翌日は症状が悪化する。また、夜に症状が強くなり、息がしづらくなる。鼻水が溢れ出る。鼻をかむこともできない。また、つばを飲み込むことができない。夜のみアレロックを服用し、パタノールを点眼している。
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来院者
女性
49 歳
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期間
2020年2月 ~ 2020年3月
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頻度
週2~3回
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通院回数
9回
施術と経過
背中を中心に、花粉症と関連のあるツボの中から必要なものをピックアップした。ツボには通常の鍼ではなくシール鍼(商品名:パイオネックス)のみを用いた。開始当初は症状が出始める前であったため、くしゃみが軽く出る程度であった。そのため、治療による効果は見られない。4回目の施術を終えたあと、花粉の影響を受けたと思われピーク時の3割程度の症状が出た。しかし、これ以上悪化することなく症状は軽減していった。7回目を終えたあと、症状は1割程度まで軽減し、8回目を終えたあと、症状は消失した。