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症例を投稿した鍼灸院:えだは鍼灸マッサージ院

喉の奥の違和感と食後の膨満感が続く症状

喉の奥の違和感と食後の膨満感が続く症状

症状

鍼灸の症例「喉の奥の違和感と食後の膨満感が続く症状」(名古屋市営地下鉄 東山線 池下駅/名古屋市千種区)

1年ほど前から喉の奥に常に違和感があり、特に食後に症状が悪化する状態が続いていた。違和感は喉の奥に集中しており、食後にはお腹が苦しい感じが加わることがあった。また、長時間のパソコン作業で肩や背中のコリが悪化し、喉の前が張る感覚が生じることもあった。整体で背中のコリが楽になることはあったが、喉の違和感には変化がなかった。日常生活では常に違和感があるため気持ち悪さを感じ、仕事中も集中力が低下するなどの影響が出ていた。

  • 来院者

    男性

    30 代

  • 期間

    2025年4月 ~ 2025年4月

  • 頻度

    週1回程度

  • 通院回数

    2回

施術と経過

初診時の触診では、右側の甲状軟骨付近を触ると強い違和感があり、胸鎖乳突筋の鎖骨付着部にも右側に強い違和感がみられた。また、上を見上げた際に喉の前が張る感覚が確認された。初回施術では手足のツボに鍼を行い、施術後には触察時の違和感が軽減し、しゃべりやすくなったとの報告があった。しかし、1回目の施術後は症状がすぐに戻ってしまったため、2回目の施術を実施。2回目では1回目と同様の施術に加え、背中と腰の張りを取る施術を行った。施術後には大幅な改善がみられ、喉の違和感が消失。さらに、パソコン作業で体が丸くなると症状が悪化することを症例者自身が認識できるようになった。

使用したツボ

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ツボ名称下に表示されるスコアメーターについて

まとめ

喉の違和感と食後の膨満感を訴える症例に対し、手足のツボへの鍼施術と背中・腰の張りを取る施術を組み合わせることで、症状の大幅な改善がみられた。2回の施術を通じて、症例者は自身の姿勢が症状に影響を与えることを理解し、日常生活での注意点を認識することができた。今回の施術では、喉の違和感に加え、肩や背中のコリを緩和するアプローチが効果的であった。今後は、症状の再発防止のために姿勢改善や適度な運動を取り入れることが推奨される。

担当スタッフ

藤枝 聖也

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